2008年11月1日土曜日

武相荘

旧友K兄と鶴川にある武相荘へ行ってきた。
















武相荘は故白洲次郎・正子夫妻の邸宅だ。鶴川駅で待ち合わせタクシーで向かう。雨交じりの天候とは云え、歩いて15分くらいなのだから歩いていけばいいと思ったがK兄は脇目もふらずタクシーに乗り込む。これは彼なりの歓待なのか、ただ単にせっかちなのか。

鶴川もだいぶ開発が進んで住宅街も多く、となりにはユニクロがあったが、ここだけは別世界、とても落ち着いた雰囲気だ。白洲正子の書斎、次郎のガレージ、庭先にある大きな柿の木と竹林。展示品のウィスキーのなかにモルトウィスキーの中でもピート臭の強いアイラのモルトだけをブレンドしたBlack Bottleというウィスキーがあった。今はそれなりのバーに行けば置いてあるようだが、当時はとても珍しかっただろう。多分モルト好きにしか価値が分からないだろうから、何となく白洲次郎と秘密を共有できたような気がして嬉しかった。ちなみに武相荘は小学生以下は入れないのでご注意を。

武相荘を後にしてまたタクシーに乗り込み、近くの蕎麦屋へ行く。川崎フロンターレの練習場の脇にある。名前は忘れた。天麩羅を肴にビール大瓶4本を空け、よい気分で帰途についた。ささやかな小旅行である。身近でも十分に旅は可能だ。

家に帰って以前読んだ北康利「白洲次郎 占領を背負った男」講談社を再読した。

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