以前から行きたかった「薬師寺展」を観に上野の森へ向かったが、上野駅を降り立つと人また人の平日とは思えない混みよう。国立博物館に着くと、そこはディズニーランドの「プーさんのハニーハント」状態になっている。入場規制をしていて外で1時間待ち!だそうだ。うーん。
即座にあきらめて、ぶらぶらと湯島天満宮へ向かう。
記憶のある限り初めてお参りしたが、思ったより小さい。修学旅行の生徒が騒いでいた。神社では静かにすべきと先生は注意しないのだろうかと少しイラッときたが、どのような形にせよこういう場に来て、その場の気に触れることが子供には大切なことだと気を取り直す。
そういえば自分の生まれた病院の住所は湯島だった。手を合わせながらこの地で生を授けて頂き有り難うございますと感謝する。
天神様といえば菅原道真公を思いだすが、湯島天神の御祭神は天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)。菅公が祀られたのは1355年だそうだ。天之手力雄命はアマテラスが岩戸に籠もったときに、岩戸から引きずり出した力持ちの神様だそうだ。
続いて神田明神へ。神社をはしごしても大丈夫なんだろうかなどとしょうもないことを考えるが、以前、伊勢神宮へ行ったときに宮司さんが神社のお札は沢山並べても神様が喧嘩することはないと言っていたことを思い出す。
その後、湯島聖堂を経由して、神保町へ行き、昔懐かしい三幸園という中華料理屋で餃子を食べる。古本屋をひやかし(しかし古書店の店主には店に入ったときに人を値踏みするような眼で見るのはよしてほしいものである)、三省堂で本を買い、初台に向かう。今日はバッハ・コレギウム・ジャパンの定期演奏会である。盛り沢山の一日はまだ続く。(続く)





